平板瓦
<防水性>
日本は世界でも有数の雨の多い地域です。屋根材にとってはなかなかくせものの雨も瓦なら安心。吸水性・透水性もわずかで、雨の多い地方でも安心して使えます。
<断熱性>
夏の暑い日射しによる熱を室内に入れないのと同時に、冬には室内の熱が逃げるのを防ぐことも重要です。屋根の断熱性が不十分ですと、夏は室内が蒸し風呂のようになり、冬はいくら暖房しても室内が暖まらないというようなことになります。
<耐火性>
燃えないことも屋根の大切な役目のひとつです。特に、飛び火から建物の延焼を防ぐには、燃えない屋根材が必要となります。建築基準法改正により瓦も不燃材料に定められ、防火地域はもちろん、準防火地域や第22条指定区域内の屋根にも安心して施工できます。
<遮音性>
重い材料ほど遮音性が高く、瓦は比較的重量があるうえに安定しているため、遮音性に優れた屋根材で雨音も気になりません。
<耐久性>
屋根材の中でも瓦は特に耐久性に優れ、建築の歴史が如実に物語っています。現に1000年以上も風雪に耐え、まだこれから先も長生きすると思われる古い瓦屋根の建築物も残っています。
<耐寒性>
北国の冬は、瓦にとって試練の季節です。内部に水が侵み込めば寒冷地では凍害の原因になりますが、瓦の吸水率は低いため寒冷地でも安心して施工されています。
その他 付随工事
雪止金具の取り付け、野地板補強、板金工事(雨押え、捨谷工事、谷板工事、化粧水切工事)、撤去工事、必要な場合には安全対策として足場工事を行います。